アンケート結果

「元気なうちは働きたい」

2月1日から3週間実施させていただきましたユーザー・アンケートには非常に多くの皆様にご参加いただきました。改めまして、深く御礼申し上げます。回答いただきました1,173名の中から無作為に300名を抽出。その集計結果を発表いたします。

ユーザーの半数は60歳以上

サイトに来訪いただいている方の年齢構成としましては、ちょうど59歳以下と60歳以上の方が半々となっていました。定年前の方は8割以上、そのうちのほぼ100%の方が「元気なうちは働きたい」という回答でありました。65歳以上の方では、定年後も他企業に再就職した、パート・アルバイトとして就労しているという方がほとんどで、仕事はせずにのんびりと過ごしているという方はごく僅かでありました。弊協会の運営意図であります「働いて社会とつながる」にご賛同いただけていることに改めまして感謝申し上げます。

持ち家率は約8割

各年代での持ち家率が減少しているとする意見もありますが、統計局のデータは40年以上の間、ほぼ変わりはなく全体の60%前後が持ち家という状況で推移しています。今回はお住まいのエリアに関する質問はしませんでしたが、都市部での持ち家率の低さ、三世代でお住まいの方の割合からしますと、大都市部だけではなく地方の皆さんもサイトに来訪いただけているものと推測しています。現在実施していますユニーク川柳の応募状況では首都圏、関西圏、中部圏の大都市エリアの総数とその他のエリアの総数の比は約5対5という状況です(2024年2月29日時点)。サイト開始時は圧倒的に大都市部のユーザーさんが多かったのですが、昨年秋のリニューアル以降、大都市部以外のユーザーの方も非常に増えていることの表れといえます。

要介護者のいる世帯は3割

厚労省発表のデータとユーザーの年齢構成からみますと、介護者が要介護者等と「同居」している割合が3割という数字は若干低いかと思われます。介護者がいると回答された方は年齢的には55歳〜65歳、三世代同居の方が多い結果でありました。また、職場での介護に関するセミナーに関しては希望者が4割と高い状況であることがわかりました。実施されていない事業者さんが多いという状況を踏まえまして、当協会として何らかのサポートを検討していきたいと考えています。

今後の不安の第1位は生活費

予想通りといったら不適切かもしれませんが、やはり、今後の不安の第1位は生活費でありました。老後2,000万円問題というワードが象徴していますが、元気なうちは働くにしても物価が上昇し続ける現在、お金が重要事項にならないわけがないですね。身体的にも徐々に老いの現象が出てきているのを実感しているのですから、健康のことは元より、親や配偶者の介護問題に対する不安は大きくなっていくばかりです。

また、疲れやすい、頻尿、腰や膝がだるい、といった、いわゆる加齢による症状を実感されている方が多くいらっしゃることもわかりました。健康な状態と要介護状態の中間に位置する年齢。いわゆる「フレイル(虚弱)」に近づいていくシニアの方もいらっしゃることを鑑みまして、今後、フレイル予防に関してもコーナーを検討していきたいと思っています。

今後も定期的にテーマを分けてアンケートを実施して参りますので、引き続き、ご協力を賜れますようお願い申し上げます。尚、今回のアンケートにご協力いただきました皆様の中から厳正なる抽選で選ばれました30名の方々には、来週以降で登録いただきましたメール宛にデジタルギフトをお送りさせていただきます。

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