医療事務

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資格のすゝめ(6)医療事務職とは

医療事務職はシニア、プレシニアの皆さんのセカンドキャリアとして、実はおすすめの職業なのです。

なぜなら、医療事務職は、未経験からでも挑戦しやすく、接客やデスクワークの経験を活かすことができ、やりがいのある仕事だからです。また、自身のライフスタイルに合わせて働きやすいというメリットもあります。
この記事では、シニア、プレシニア世代の方に向けて、医療事務職の仕事内容や資格取得の種類や重要性を解説し、医療事務職への転職に役立つアドバイスをご紹介します。

医療事務とは病院やクリニックなどの医療機関での受付や会計、診療報酬請求業務を行う仕事です。

患者さんの対応の業務だけでなく、医療費の計算や保険者に診療報酬を請求する業務も行います。患者さんへの応対では、きめ細やかな配慮ができる気配りやコミュニケーション能力が重視されるので、医療業界の経験だけではなく、様々な人生経験や社会人経験を持つシニア世代の人にはぴったりな職種です。

また、デスクワークの仕事もあり、雇用形態も様々なので、自身の都合に合わせて無理なく働くことが可能です。

主な業務内容

◎受付・会計業務:患者さんの受付、保険証や診察券の発行や確認、診察室への案内、会計業務

◎クラーク業務:カルテの作成、診療記録の入力、医師の指示書の発行、検査や手術の予約、入退院手続き

◎レセプト業務:診療報酬請求書(レセプト)の作成、審査支払機関への請求、診療報酬の算定、診療報酬の請求に関する問い合わせ対応

医療事務のやりがい

◎患者さんの役に立つことができる

◎医療に関する知識やスキルを身につけることができる

◎安定した職業に就くことができる

医療事務に向いている人とは

◎人と接するのが好きでコミュニケーション能力がある人

医療事務は、患者様や医療スタッフとのコミュニケーションが欠かせない仕事です。患者さんの不安や疑問を丁寧に聞き取り、わかりやすく説明する必要があるため、人と接するのが好きでコミュニケーション能力が高い人が向いています。

◎責任感があり、正確な作業ができる人

医療事務は、患者の個人情報や診療記録を取り扱う仕事です。また、医療費の計算や診療報酬の請求など、正確な作業が求められる業務も多くあります。そのため、責任感があり、正確な作業ができる人が向いています。

◎向上心のある人

医療事務は、医療制度やコンピューターシステムの変化などに対応するために、常に新しい知識やスキルを身につける必要があるので、向上心のある人が向いています。またパソコンを必ず使用する仕事なので、パソコンに対して抵抗感が無い人が向いています。

具体的には、以下のような人は医療事務の仕事に向いていると言えるでしょう。

  • 人と接することが好きで、コミュニケーション能力が高い人
  • 責任感があり、正確な作業ができる人
  • 勉強熱心で向上心のある人
  • チームワークで仕事を進めることができる人
  • 冷静に判断し、臨機応変に対応できる人

これらの特徴を参考に、自分が医療事務の仕事に向いているかどうかを判断してみるとよいでしょう。

医療事務資格の種類と取得の意義とメリット

医療事務職は、医療の現場での仕事になるので、医療用語や保険の種類など専門的な知識が求められます。そのため、全くの未経験よりも資格を取得して、一定の知識を持っているほうが就職の際には大いに有利となります。また、資格を持っていれば、ブランクがあっても再就職しやすいというメリットもあります。

医療事務職の資格は、国家資格である「医科医療事務管理士」や民間資格である「医療事務認定実務者®」、「診療報酬請求事務能力認定試験」などの資格があります。各々の資格内容について、ご紹介します。

医科医療事務管理士

医科医療事務管理士は、昭和49年に技能認定振興協会(JSMA)が日本で初めての医療事務の資格として、医療機関に幅広く認知されている国家資格です。受付や会計、クラーク業務といった医療事務の基礎知識から、医療保険制度やレセプト業務、診療報酬業務といった専門性の高い知識を身につけることができ、医療機関への就職に有利となる資格です。

合格率も50%で、試験方法も在宅試験やインターネット試験と受けやすい環境であるので、医療事務に興味のある人は、ぜひ取得を目指してみてはいかがでしょうか。

医療事務認定実務者®

医療事務認定実務者®は、全国医療福祉教育協会が実施する医療事務の資格です。

医療保険制度や診療報酬制度、医療事務の基本的な業務に関する知識とスキルを有していることを証明する資格です。実技試験が、外来の診療報酬明細書作成が1問のみとなっているので、未経験者にも受験しやすい資格試験となっています。

この資格を持っていれば、医療事務の経験が無くても基礎知識を持っていることをアピールすることができ、実際に働き始めた時に戸惑うことも少ないので、これから医療事務職を目指している人や、診療報酬請求事務能力認定試験を受験しようと考えている人の前準備として受験してみるのも良いと思います。

試験の合格率も60%~80%と高く、医療事務職への第一歩として医療事務の専門家として活躍するための第一歩目となる資格です。

診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験は、公益社団法人日本医療保険事務協会が実施する民間資格で、診療報酬請求の知識と実務能力を有することを証明する資格です。医療事務の資格の中では、合格率が30%と低く非常に難しく難関資格とされています。

医療機関では、診療報酬請求事務責任者として、認定試験を保有している職員を配置する必要があり、この資格を持っていることで有利に就職活動を進めることができます。
さらには、資格手当を支給してくれる場合も多く、収入アップも可能です。

医療事務職を目指す人たちへのアドバイス

ここからは、シニア世代の人が医療事務を目指す上でのメリットや注意点を紹介します。

シニア世代の医療事務転職のメリット

◎未経験からでも挑戦しやすい

医療事務は、未経験からでも挑戦しやすい仕事です。資格取得や経験を積むことで、スキルアップやキャリアアップも可能です。

◎ライフスタイルに合わせて働きやすい

医療事務は、パートやアルバイトなど、さまざまな雇用形態で働くことができます。また、シフト制や時短勤務など、ライフスタイルに合わせて働きやすい職場も多くあります。

◎やりがいのある仕事

医療事務は、患者さんに寄り添い、安心して治療を受けてもらうためのサポートを行う仕事なので、やりがいを感じながら働くことができます。

シニア世代が医療事務に転職する際に注意すべき点

◎体力的な負担を考慮する

医療事務は、立ち仕事や長時間のパソコン操作など、体力的な負担がかかる仕事もあり、想像以上に体力を消耗する仕事です。自分の体力や健康状態を考慮して、仕事内容を選ぶようにしましょう。

◎新しいスキルを身につける

医療事務は、常に新しい知識やスキルが求められる仕事です。転職後も、新しいスキルを身につけ、キャリアアップを目指しましょう。

まとめ

シニア世代の転職は、不安や迷いもあるかと思います。その中でも医療事務職は、未経験からでも挑戦しやすく、やりがいのある仕事です。また、今までの経験を活かしながら、新しいことにも挑戦したいと考えている人ならば、新しいキャリアに向けてステップアップとしてはオススメ仕事といえます。

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