髙平ゆかり先生から、Hanako世代の皆さんへアドバイス
健康寿命と資産寿命というベースがあれば、そこそこの暮らしはできます。これから先、まだまだ長い時間があるので、居場所という視点で仕事も考えたほうがいいですね。
居場所づくりのためには、学びの継続、好奇心が大切です。その点Hanako世代の皆さんは、そもそもアンテナが高い世代なので、そこは問題なさそうです。
男性ほど役職へのこだわりがないので、セカンドキャリアへの切り替えはラクそうですね。
ベースのマネープランはしっかり立てなくてはなりません。自分がどれ位稼がなくてはならないかを把握しておく必要はあります。あとは、好きなことをすればいいのです。健康寿命と資産寿命がきちんとしていれば、そこそこ暮らしていけます。
先ほども言った通り、これまでやってきた時間とほぼ同等の10万時間以上あるのですから、単に仕事ということだけではなく、何らかの活動の場(居場所)を作っていくことが必要になってきます。
自分を陳腐化させないためには、自分の興味・関心にあわせた学びを継続させなくてはなりません。好奇心を大事にすればいいだけです。そもそも感度の高いあなた達ですから、今までのようにアンテナを高くして、情報を集めればいいと思います。
定年後の職業生活を充実させるには、現役時代のプライドや過去へのこだわりを捨て、その意識を変えなくはなりません。女性の場合は、男性より柔軟で切り替えが早い方が少なくありません。現実的でちゃんと冷静に先が見えているのです。
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