否定的な意見には耳を傾けない

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シニアにオススメの一冊(3)「先入観を捨てセカンドキャリアへ進む方法」

書評.3

超高齢化社会に向けて、待ったなしである日本。出生率も低下し、働き手となる若い世代が減ること、生産人口の大幅な減少が大きな問題であり、それを補うために、定年も60歳から65歳と延長されている企業も増えてきています。しかし、その超高齢化社会に対するあらゆる課題への取り組みは、どちらかというと悠悠閑閑としているとも揶揄されている日本。

人生100年時代というワードも広がりをみせるいっぽうで、終身雇用に執着していた考え方もほとんどなくなり、新卒で入社した企業から、転職を重ねてキャリアを積んでいくことが一般的になりました。

『先入観を捨てセカンドキャリアへ進む方法』ではマインドシフトによって、自分のキャリアや人生を大きく変えた人たちについて紹介されています。マインドシフトとは、学びを通してもたらされる人生の大きな変化のことと本書では定義されています。

寿命が長くなれば、生活のためにも社会とのつながりのためにも働き続けたいという人もいるはずです。

・人生100年時代でどのように働くかを悩んでいる方

・自分の人生を変えたいと考えている方

・転職やセカンドキャリアについて悩んでいる方

上記のような方におすすめの1冊です。

著者紹介

著者のバーバラ・オークリーさんはミシガン州ロチェスターのオークランド大学工学部教授であり、マックマスター大学グローバルデジタルラーニング・ラモン・イ・カハール特別研究員です。

主に神経科学と認知心理学に重点を置いたバイオエンジニアリングの研究などに従事されています。

MOOC(大規模公開オンライン講座)では世界最多の受講生を集める「学び方を学ぶ」と「マインドシフト」の2つの講座で講師をつとめています。著書には『先入観を捨てセカンドキャリアへ進む方法』『直感力を高める 数学脳の作り方』などがあります。

セカンドキャリアへ進むためのポイント

本書はセカンドキャリアに進むにあたり、大切なポイントを多数紹介している1冊になります。

著者は変化のスピードが加速している現代において、時代の変化に対応していくためにはキャリアチェンジや生涯学び続ける姿勢が欠かせないと書いています。

この考え方は現代社会で生きる全ての人に大切になる考え方です。

全ての情報をこの記事でも紹介したいところではありますが、今回は本書の中で共通している3つのポイントを紹介していきます。

・学習に最適な状況を整える

・第2のスキルを身につける

・学習の機会を有効活用する

それでは順番に解説します。

学習に最適な状況を整える

セカンドキャリアへ進むためには学習に最適な状況を整えることも大切です。

セカンドキャリアを考えていくにあたり、誰でも勉強や分析など色々な努力が必要になります。それらの努力に集中できる状況を整えることで、あなた自身の能力や可能性も効率よく伸ばすことができます。

具体的に学習に最適な状況を整えるポイントは3つです。

・場所を変える

・二重生活を送る

・意地を張る

あなたの周りにはどんな人がいるでしょうか? 家族や友人、職場の同僚など多くの方がいると思います。全員があなたがセカンドキャリアへ進むことを応援してくれるわけではありません。

・安定した今のキャリアのままでいてほしい

・リスクを取る必要はない

・うまくいくとは限らないから、今やらなくてもいいのではないか

などのように、あなたが目標に向かうのを妨げる場合もあります。

そのようなときはネガティブなことを言う人からは離れてみたり、勉強をする場所を変えたりすることが効果的です。また、他の人を心配させないために、今の仕事を続けながら、その裏で転職のための勉強などをすることもいいかもしれません。

今のキャリアとの二重生活で大変かもしれませんが、安定している状況を維持しているため、キャリアチェンジの準備を妨げる人に文句を言われることもなくなります。

自分がやりたいことへの否定的な意見が聞こえても気にしないということも大切です。意地を張って否定的な意見には耳を傾けず、努力を続けましょう。すぐに流されてしまうとキャリアチェンジは困難になってしまいます。

第2のスキルを身につける

セカンドキャリアに進むために第2のスキルを身につけることも有効です。なぜなら1つのスキルしかない方は1つの専門分野でしか活躍することができないからです。

1つのスキルしか身についていない場合のリスクには以下のようなものがあります。

・働いている会社が倒産したり、退職しても次の働く会社が限られる

・1つの専門分野しかないため、他の分野へチャレンジすることが難しくなる

・急な状況の変化に対応できない

第2のスキルは1つ目のスキルの補完をするものではなく、全く異なる分野のスキルでも問題ありません。

働きながら第2のスキルを身につけることは大変なことかもしれませんが、大きなメリットがあります。

・2つのスキルをかけ合わせることで仕事の幅が広がる

・現在の仕事をやめなくても、副業などで収入を得ることが可能

・1つの分野の仕事が消滅しても、第2のスキルを活用して仕事につなげることもできる

今後はITの発達などで消滅する仕事も出てくると言われています。

今から第2のスキルを身につければ、今後の保険になりセカンドキャリアへ進む大きなポイントになります。

学習の機会を有効活用する

セカンドキャリアのためには学習の機会を有効活用しましょう。現代でスキルや知識を身につける方法は独学や書籍で勉強するだけではありません。オンラインを活用して、専門の講師から効率よくスキルや知識を学ぶことが可能です。

本書の中ではMOOC(大規模公開オンライン講座)が紹介されています。

オンラインで学ぶ最大のメリットは以下の通りです。

・自分のペースで学んで、自分の能力の限界に挑戦できる

・時間や場所を選ばないで取り組める

・専門の講師が教えてくれるので、独学よりも効率よくスキルや知識が身につく

セカンドキャリアへ進むためにはスキルや知識の習得が必要になる分野もあります。現代では色々な学習の機会があるため、自分の望むキャリアを実現するためにはしっかりと有効活用することが重要です。今後も色々なオンライン学習が登場すると思います。

自分のキャリアに必要なスキルを洗い出して、効率よく学習して身につけることが、これからの時代には必要不可欠なのです。

スキルの幅を広げて理想のセカンドキャリアへ

この記事ではバーバラ・オークリーさんの『先入観を捨てセカンドキャリアへ進む方法』について紹介しました。

セカンドキャリアへ進む方法として、3つのポイントを紹介しました。

・学習に最適な状況を整える

・第2のスキルを身につける

・学習の機会を有効活用する

人生100年時代と言われる日本で、セカンドキャリアを考えていくことはとても大切です。オンラインなども活用することで、効率的にスキルや知識を学ぶことも可能になりました。ぜひ今日から自分のキャリアや願いを見つめ直し、必要なスキルや知識を学び始めてください。

1日1日を大切に使い、理想のセカンドキャリアに向けて進んでいきましょう。

『先入観を捨てセカンドキャリアへ進む方法』

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