おすすめの資格「マンション管理士」

マンション管理士の資格とは

セカンドキャリアを模索する中で、マンション管理士という資格に注目されるシニアやプレシニアの方も増えています。マンション管理士は、マンションの適切な管理を支援し、住民の安心と資産価値を守る専門家です。

マンション管理士イメージ

マンション管理士の役割とは?

マンション管理士の業務には、以下のような特徴があります:

マンションの資産価値の維持
適切な管理を通じてマンションの価値を守り、住民の生活環境を向上させる重要な役割を果たします。

トラブル解決のサポート
住民が抱えるトラブルや問題を把握し、適切な解決策を提案します。コンサルタント的な役割が多いのも特徴です。

住民との信頼関係の構築
問題を解決することで住民から感謝される機会が多く、人の役に立つやりがいを直接実感できる仕事です。

資格を取得する意味、メリット

マンション管理業界では、資格保有者が依然として少ない状況です。その中で、マンション管理士資格を取得することは、社会的ステータスを向上させるだけでなく、多くのメリットをもたらします。

資格取得の主なメリット

  1. 不動産管理会社への就職・転職で有利
    • 資格を保有することで、専門性が評価され、業界内でのキャリアチャンスが広がります。
  2. 高齢者のセカンドキャリアの可能性
    • 独立開業を視野に入れることができ、定年後の新たな働き方として注目されています。
  3. 収入の増加
    • 資格手当が付与される企業も多く、資格を活かすことで収入アップが期待できます。
  4. ダブルライセンスの効果
    • 他の資格(例: 宅地建物取引士や管理業務主任者)と組み合わせることで、さらに高い専門性を発揮し、独立開業の選択肢が広がります。
  5. 仕事へのやりがい
    • マンション管理士として、住民や地域の生活環境を支える役割を担うことは、大きなやりがいを感じられる仕事です。

資格を取得するためには

マンション管理士になるには国家資格である「マンション管理士試験」に合格し、指定登録機関である(公財)マンション管理センターに登録する必要があります。マンション管理士試験は、毎年1回、11月の最終日曜日に実施されており、試験時間は2時間の長丁場となります。年齢や学歴、実務経験等の受験資格は設けられておらず、挑戦しやすい国家試験だと言えます。

試験の内容・合格率

マンション管理士試験の出題範囲は以下の通りです。

設問は四肢択一のマークシート方式であり、マンション管理にまつわる幅広い専門知識が問われます。
<区分所有法と標準管理規約>
いずれも参考書やテキストに記載の条文を読んで、過去問を反復すれば、概ね解けるようになるでしょう。区分所有法と標準管理規約は得点源のため1問落とさないつもりで臨んでください。
<建築基準法・建築設備>
毎年約15問出題されますが、内訳としては、建築基準法からは5問程度、建築設備関連からは10問程度です。試験範囲が広く、対策が難しい科目となっています。
いずれにせよ、過去問だけでは高得点は難しく、テキストの読み込みが必要になります。ゼロから始めるという方であれば、約600時間程度の勉強時間は見込んでおいたほうが良いでしょう。

合格率について

続いて合格率についてですが、概ね8%~10%程度で推移しています。


令和5年度試験合格者の平均年齢は47.9歳であり、合格者の内、40歳以上が74.1%を占めています。
また、60代以上も合格率7.0%と健闘しているのも特徴です。ちなみに最高年齢は78歳でした。
ちなみに、78歳でマンション管理士資格を活かすとしたら、マンションの管理員としてなら雇用される可能性はゼロではないです。もしくは、不動産経験がないと厳しいですが、マンション管理士として独立開業する。また、雇用のスタイルではないですが、自分の住んでいるマンションの管理組合運営に活かすといった3点が考えられるかと思います。

管理業務主任者との違い

マンション管理士と類似した資格に、「管理業務主任者」があります。
マンション管理士も管理業務主任者も、いずれもマンション管理に関わる専門資格ですが、実務上は真逆の立場となります。
マンション管理士が管理組合側(区分所有者及び住民)のコンサルタントであるのに対し、管理業務主任者は管理会社の立場から管理組合側に対する重要事項説明や管理事務に関する報告を行います。
一般的には、管理組合側にマンション管理士がいるという状況は多くはないでしょう。その結果、管理会社の提案や回答が最適解なのかわからない状況でも言われたまま進めるというような管理組合も多いと思われます。

取得経験者の感想

マンション管理士資格を取得し、マンション管理会社に勤務している筆者の感覚では、不動産業界におけるマンション管理士資格の認知度は高く、資格保持者は一目置かれるという印象があります。管理職へステップアップする際の基準のひとつとしている企業もあるようで、不動産業界における価値の高さを物語っていると言えるでしょう。


まとめ

ここまで、セカンドキャリアにオススメのマンション管理士について解説してきました。
マンション管理士試験は難易度が高く、合格するためには相当な労力が必要になるでしょう。それだけに、合格できれば大きな喜びが得られますし、試験合格にかけた労力を補って余りあるほどのやりがいが得られるでしょう。
セカンドキャリアを充実させるためにも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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