第２回 結果発表
第１回に続き、今回も全国から３千人を超える方々に参加いただきました。最終的に約９千句の投稿から大賞を決めるのは協会審査員、外部審査員にとって大変な作業ではありましたが、厳正な審査を重ね10句を選出。最後はサイトのユーザーの皆さんにもご参加いただきまして、なんとか発表を迎えることができました。
投稿いただきました皆様、そして、ユーザー投票にご参加いただきました皆様に深く感謝申し上げます。
審査員のポイント、ユーザー投票でのポイントを合算いたしました結果、非常に僅差という結果でありました。最高ポイントを大賞に、また、当サイトでコラム「シニアの未病ケア塾」を担当していただいております医学博士の福生先生と当協会の副代表の安達による賞を新たに設けさせていただきました。
総評
当協会のサイトを利用いただいるユーザーの皆さんということと、また、時代の潮流というものがワード選びに明確に出ていたと思われました。「生涯現役」「人生100年時代」「再雇用」「定年延長」といったワードが使われた句が多数を占めていました。あとは、元部下が今は上司であるとか、同労働同一賃金では無い世知がなさといった、切々とリアルな心情を込められていて、思わず頷きながら審査をさせていただきました。
大賞
三世代同居の自宅でのテレワーク。新たな就業形態に戸惑いながらも、和やかな雰囲気でいらっしゃる様子が思わず想像できてしまいました。
入賞：福生賞
明るくて、前向き。しぶとさ、そして少し知的匂いがしましたので、選出いたしました（福生先生コメント）
入賞：安達賞
人生１００年時代「これからの高齢者にはこうあって欲しい」という姿を実に良く掴んだ素晴らしい一句だと思い、選出いたしました。（安達副代表コメント）
惜しくも賞からはもれてしまいましたが、最終選考に残った作品をご紹介します。
- 欠勤日 生存確認 メールあり （ペンネーム：おひるねこ さん）
- 職探し プライド捨てて 開く道 （ペンネーム：定年じいじ さん）
- 再雇用 同期のギャルに 学ぶ父 （ペンネーム：コタラフ さん）
- 還暦を 迎えて給料 シニア割 （ペンネーム：置楽 さん）
- これもハラ アレもハラだと ハラハラし （ペンネーム：あおちゃん さん）
- 履歴書に 貼った写真は 加工済み （ペンネーム：ほり・たく さん）
働きながら社会とつながるをテーマに各種情報を提供させていただいている当サイトのユーザーさん達らしさを実感できる句ばかりでありました。私たちと意識を同じくしていただいている方々が多くいらっしゃることを肌で感じられましたこと、心より御礼申し上げます。
大賞、入賞となった３名の方たちには賞品のQUOカードを登録いただきましたメールアドレス宛にお送りいたします。
