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激動の昭和時代

若手として生きた、働いた「激動の昭和」

 現在65歳の方々は「激動の昭和」後半を若手として働いてきた人たちです。高度経済成長時代の終焉のころ、現65歳の方々はどのような青春を歩んだのでしょうか。

 終戦後のゴタゴタした日本が落ち着いた頃、いまの65歳の人たちは生まれました。まだまだ貧しかったとは思いますが、人々は懸命に生き、彼らが10代のころには少しずつですが生活基盤が整っていったのです。

いまの65歳の方々が20歳のころ、社会は高度経済成長の終焉に差し掛かっていました。それまで10%前後で推移していた国民総生産(GNP)も、5%台に低下していました。

それでも、GNPは世界第2位、終身雇用・年功序列の日本的雇用制度は定着し、「会社人間」「猛烈社員」などの言葉が生まれました。サラリーマンの年収は1965年が44万7千円、1973年は140万円、1980年は294万円と、わずか15年の間に7倍弱の推移を見せました。「これから就職」の当時の大学生は仕事に大きな夢を描いていたことでしょう。

また、若者文化の中心が「新宿」から「渋谷」に移ったのもこの頃でした。大学生の男性はローライズのベルボトムパンツに、ハイヒールのロンドンブーツと、個性的なファッションで自己主張していました。