非常事態宣言下で、皆さんはどのようにお過しでしょうか。
事業活動の停止や縮小を求められている業種だけでなく、完全在宅勤務の会社も増え、経済界は先の見通しもつかずに困り果てていることが連日報道で取り上げられています。
働き方の変化も顕著で、オンラインミーティングを日に何件もこなすビジネスマンも少なくなくなりました。
「通勤に使っていた時間も省略され、却って効率が上がった」などの声もあがるほどです。
数日前の記事でホリエモンは、「出張で頻繁に使われていた新幹線も、コロナの影響で出張そのものが見直されて利用率落ちることになるだろう」と予測をしていましたね。
出張だけでなく、企業の面接もオンラインで行われるようになってきました。
このような状況のなか、「まだ働きたい」と考えているシニアには今後「オンラインスキル」を求められることになるのではないでしょうか。
本日は「シニアのオンラインスキル」について触れてみたいと思います。
シニアとオンラインスキル
以前に比べ、パソコンの基本的な使い方のみならず、スマートフォンを使ったコミュニケーションはシニアといえど当たり前の世の中になってきました。
この記事を読んでいるシニアの方々は、既にパソコン・スマートフォンを駆使して情報収集を活発にされていらっしゃると思います。
しかし、総務省統計局によると、年齢階層別インターネット利用状況は13~60歳はほぼ100%に近いのに対して、61歳以上になると70%程度に減り、70代になると47%、80代になると20%に減少するという統計が出ています。
みなさんは下記の10の項目で、どれくらいあてはまるものがあるでしょうか?
1、調べものがあればすぐにインターネットで調べる
2、エクセルで表やグラフを簡単に作成できる
3、メールの設定を自分でおこなうことができる
4、マウスを使用せずにパソコンを操作できる
5、簡単な動画であれば編集できる
6、フェイスブックの趣味グループで情報収集している
7、LINEを使って毎日、家族や友達と連絡をとっている
8、日頃からInstagramやTwitterをチェックし更新している
9、最近流行りのオンライン飲み会をしている
10、ホームページを自分で作ることができる
2~3個程度は殆どの方は当てはまるのでは無いでしょうか。全て出来るという方は、相当スキルが高い方だと思います。
しかし、やはり「オンラインスキル」に不安を抱えるシニアは多いのが実際でしょう。
皆さんはどのようにして「オンラインスキル」を高めますか?いまは、Youtubeで検索をすれば無料のパソコン使いこなし講座が沢山出てきますね。
在宅の時間を、どのように過ごすかは個々人の自由裁量ですが「アフターコロナ」のために新しいスキルを蓄えるという選択肢もあります。
当協会も「シニアのオンラインスキル向上」コンテンツを思案している最中ですので、いずれ皆さまのお役に立てればと思います。